SatMViewer プロジェクトについて

身近にある衛星画像

「人工衛星」や「リモートセンシング」といった言葉に馴染みがなくても、Google MapやGoogle Earthを使ったことがある方は多いと思います。 自分の家まで分かったりして驚きますよね。Google Earthの画像は主に人工衛星から撮影されたものです(一部航空機から撮影された画像も含まれています)。 Google Earthは便利なのですが、頻繁に使うようになると、自分が欲しい場所の最新の画像や昔のある時期の画像がなかったり、 解像度が低かったりして、残念ということも増えてきます。

衛星画像利用の現状

実は、Google Earthで提供されている以外にも人工衛星で撮影した地球の画像は多くあります。米国の代表的な地球観測衛星であるランドサットの1号機が打上げられたのが1972年で、 それ以降、世界中の多くの衛星で継続的に画像が取得・蓄積され続けているのです。 日本も1987年に「もも1号」を打上げて以来、過去25年にわたるデータの蓄積があります。 現在も、NASAの地球観測衛星Terraに搭載されている経済産業省が開発したASTERというセンサーや、2014年に打上げられたJAXAの「だいち2号」が日々画像を取得・蓄積し続けています。 しかし、これらの画像を直接利用するためには、リモートセンシングの基礎知識に加え、購入する必要があったり、表示するために特別のソフトが必要であったりするため、 専門家以外が利用するのは難しいのが現状です。

SatMViewerプロジェクトの目的

このように日々取得・蓄積され続けている衛星画像をGoogle Earth利用の延長線上ぐらいの感覚で使えるようにするというが、本プロジェクトの目的です。 世界地図の関心のある場所をクリックして検索すると、その場所が含まれた画像が新しい順に一覧でき、見たい画像をクリックすると、 Google Earth上に貼付けて見ることができる。10年前の画像の上に新しい画像を重ねて表示した上で、新しい画像の透明度を変えることで、 どこが変化しているかを調べる。これらのことは、既に実現されているのですが、利用ニーズがはっきりしないという理由で、一般には提供されていません。 このような利用形態のニーズが広いことを実証し、衛星からのの画像をビジネス、行政、防災、学術研究、芸術活動など、幅広い分野の方に使って頂けるようにしませんか。 皆様のご参加をお待ちしています。